土佐堀通り〜大阪
宮本輝の小説「血脈の火」を読んだらなんだか中之島に行ってみたくなって、
寒い中歩いてきました。他にも気になるお店やビルが沢山あったので
ずらりご紹介。
マップ?のマークからスタート。
まずは中之島の一番西のはずれ。おそらくここが元は7丁目だったのかなあ。
小説にでてくるお家はこのあたりかも。しかし今は公園になってしまって
しかも殺風景。北から南の幅は50メートルもないのでしょうか?
仕方ないので島の向側にある A 青物市場(魚かな?)を撮影。画面左右とも
橋なんですよねー。寒い。
画面左手の B 瑞建橋を渡ります。小説読んだ方、これがその橋ですよ。
こちら C は昭和橋。昭和7年頃の完成のようです。沢山打ち込まれた
リベットが時代を感じます。味気ない経済成長時代の橋よりかっこいいです。
昭和橋を渡って、さっきの中之島を望む。ボートの免許教室が川に面して
あるので、何隻かありますね。 D
写真にとらなかったんですが昭和橋を渡ると、上に高速も走っている交差点が
あります。ここの南側に新しく天然温泉が出来てました。ビジネスホテルも
かねているので、大阪出張の方はいかが?
さて、その交差点を渡って川沿いにいくとすぐにかわいいパン屋さんが。
しかもそのパン屋さんのおとなりに、フォードが止まってました。
さらに歩くと、おお、私の大好きなアールデコ時代の家具のお店。
川沿いにはおそらく古くから家が並んでいたんでしょうねえ。でも
南側にビル群なので全体的に寒いです。ひょっとするとこの古いお宅も
昼を過ぎると日がささないのかなあ。
さて、土佐堀橋を横切っていくと小さい橋 H 越中橋です。そこから
中之島東方面を望む風景。
橋をおりるとすぐにカフェがありました。 I 北欧をテーマにしたお店のようです。
シャッターが半分おりていたので中にはいらず。
さあ、本日のメインとも言えるレトロビル。まずは裏側から。
裏側の階段。昔の建物って、目立たないとこにもきちんと仕事されてますね。
表の入り口。東側、道路に沿ってではなく角に作ってあるのが面白いです。
ビルの全体。いいですねえ。この建物は土佐堀のバス通りからもちらっと
見えます。以前から気になってたのでやっと写真にとれました。 J
ちょっと川沿いの裏道に戻ります。やや、こんな可愛いビルが。 K 会社の
ようです。カフェになってもいいかんじ。でも画面切れちゃった。残念。
おなじ並びに珍しいタイプのガラスブロック。Kのビルより確か西隣だったかな。
これがビルの全体。わりと新しい?案外60年代の築かな?
さあ、もう肥後橋のたもとにきました。このビルは昔から有名ですね。L。
中のレストランは変わったみたいですが、今度入ってみようかなあ。
この土佐堀通りから靫本町まで、まだまだ期待できる物件がいっぱい。
でも京町あたりに昔マルキン醤油のアールデコ風のビルがあったんですけど、
もうないだろうなあ〜・・・。